Tips
そうそう、勝負の前日にレストしない作戦もありますね。軽く登っておくというもの。これもひとつの考え方だ。合う方法を採用すればいいだろう。 週末クライマーはたとえば火曜と木曜に登って土日に岩に行く。私もそれで組むことが多いが、たしかに土曜と日曜…
またまた前回の続き。まとめると、 1 そもそも引きつけに必要な上半身の最低限の筋肉が足りない、または諸事情により全般的な上体の筋量を増やす必要がある、なら種々の懸垂でいいし 2 安全に指力を強化したければフィンガーボードにハングすればいいし 3 ク…
強傾斜トレーニングのtipsその2。 ・システムボードがあるなら、様々なスタイルの課題を設定して左右対称になるように登る。マブシ壁でも、好きなホールドとムーブばかりにならないように意識するだけでずいぶん違う筈。 ・ランジ連発では体幹に来ないので、…
概ね135度以上の強傾斜を使ったトレーニングを考える際のガイドライン。ムーンボード等が設置されていればその課題を登ればいいのだが、そうでない場合も、マブシ壁さえあればけっこう充実した時間を過ごせる。その際のtips. 1 トレーニングなので落ちても気…
年を取るにつれて丸くなる、というのは半分本当だ。これは余裕が出てくる、というのと似た顔をしている。精神の衰えと円熟も、パッと見は紙一重になることがある。 *** さて、James Pearsonによるパワーエンデュランストレーニングが動画投稿サイトで説明…
英国はJames Pearsonによるボルダー壁でできるエンデュランス・トレーニング。 1 自分にとってまあまあの難しさのボルダー課題を3つ選ぶ 2 登る 3 ガバをつないでダウンクライム 4 次のスタートホールドまたはその近くのガバでレスト 5 登る これを3課題で1…
尺度として登攀時間とレスト時間の割合を取り入れると、また違った見方でセッションを組み立てることができる。気分も変わって一石二鳥かもしれない。 *** 用意するのはシステムボードかまあまあの難しさの長モノ。 1 シェイクなしで落ちるまで動き続け、…
以前に述べたボルダー壁でできるスーパー簡単なワークアウトの補足。パワーエンデュランスのトレーニングになると思われる。 1 前傾壁でポジティブなホールドの簡単な課題を選ぶ 2 ワンムーブごとに足を切って、ポジションを作って懸垂する 3 1と2を繰り返し…
登攀時間とレスト時間とのバランスで、ボルダーセッションの質も変わってくる。パワーを上げたければ強度を上げる必要があり、強度を上げればより多くのレスト時間が必要となる。逆もまた然りである。同じ時間のボルダーセッションでも、中身によって趣はま…
何をいつ摂るかを問題にして、どう摂るかを気にしないことはよくある。折角だから食事をたのしもう。好きなように食べればいいって? ごもっとも。食べたらそのぶん動けばいいって? その通りだ。たとえば暇つぶしに食べることをやめれば、それだけで食事の…
・ポジティブなセルフトーク おお、定番ですね。呼吸しろ、とか、足を意識しろ、とかやさしく持て、とか、これはできるムーブなんだ、とかあとワンムーブ頑張れ、とか出しきれ、とかそういうひと言系。ネガティブな奴がいたら離れるというのも一法です。 ポ…
登攀の際に集中力を高め維持するためのtips。 ・登るまえにできるだけ心配事をなくす 携帯電話会社からの高額請求や警察からのスピード違反の知らせにビクビクしていてはクライミングどころではない。映画を観るまえにケータイをOFFにするのも半分くらいはこ…
リーマンクライマーの週末の決戦に役立ちそうなTipsを見つけたので紹介。Weekend Warriorというとまるで企業戦士みたいに聞こえてくるから妙である。平日はオフィスでレストしている、なんてね。まさか。 1. 前回のセッションから100%回復した状態で岩の前…
何の? 目標への。 ・目標課題を下からワンムーブずつバラさない で パートに分ける ・核心のムーブを早々に決めてしまわな で よくよく探す ・ムーブがきつくて大変なとき、出力を上げようとばかりしない で 腕や足や胴体の感覚に集中して、トライごとにム…
・数回トライしてできるか、全然できないか ・登れる課題は登っちゃったし、他はムリなのばっか ・核心がイミフなの以外、だいたいの○○(グレード)は登れる ・この課題はやんない、なぜなら○○(自分の好みに合わない、指に悪そう、こんなのクライミングじゃ…
ですかシンドイですね。クライミングやっといて何言ってんだという話だが、私も苦手である。 で、アダム・オンドラの肩がいいというから、肩まわりにいいという懸垂バリエーションを紹介。 ・腕は伸ばしたまま ・肩を入れて肩甲骨を下げる。 肩をすくめてし…
E・ホーストによる上達のためのTipsというのがあったのでどんなもんかと思って読んでみたら「まず登りこめ」とのことである。5.13/V10以上のスキルがあれば強くなることを第一に考えてもいいが、それまでは登りこみが優先順位のトップに来る、だって。最低週…
指の痛みの原因といっても、関節、腱、腱鞘、筋肉、神経のどれがどうなっているのかわかりにくいし、痛みが出る箇所そのものをどうにかしようとしても解決しないことが多いので、難儀するのが常である。 「指を曲げずに登れ」なんて言われても困るが、さりと…
とにかくすぐに実践できるプライオメトリクス3選。 1 懸垂(手放し) トップまで一気に上げたら一瞬手を離す、そのくりかえし。 2 スクワットジャンプ ランジの基本。岩場でのアップにも使える。 3 腕立て(空中で拍手) 拮抗筋トレーニングの王道。プッシュ…
英国のとある女性クライマーのインタビューを読んでいたら面白かったので要約。13bから一気に14台にレッドポイントグレードを更新したそうな。 ・難しい課題に取りつくのを恐れないこと。無謀と思われるものでも、何日か費やしてみないと実際のところは分か…
ポール・ロビンソンによるTipsを見かけたのでメモ。 1 足を見て置いて、置いたのを見て、それから動く 足がきちんと置いているのを目で見ることで、脳がそれを認識するので、より立ち込めようになる。 2 足を切ったときにハーフロックして身体を締める 振ら…
うっすら気になる話シリーズその2。 栄養素って考えだすと本当にきりがなくなる。タンパク質だのアミノ酸だのサプリだの摂取タイミングだの、「しゃらくせえ」とは思うものの、ちょいと調べてみたところ、次のような話が聞こえてきた。 いままで何となく「グ…
といってもボルダー課題の話。 方向音痴の人っていますよね。反対に渡り鳥のような方向感覚を持っている人もいる。私はといえばまあ、人並みである。酒を飲んだ時の帰巣本能はマアマア高いと自負しているけれど。 それはともかく、ボルダー課題でも、ズラー…
いっさい跳びたくないスタティッククライマー向けに、クライミング以外で手軽にダイナミックムーブの練習に役立つものが何かないかと考えて、腕立て伏せの際に空中で手を叩くとか、スタージャンプ(スクワットジャンプ中に四肢を広げる)とかがいいかもしれ…
ひとつのエントリにするほどではないが、なんとなく気になる、そんな話をまとめておく。 ・フィッシュオイルを3-4000mg摂ると筋肉痛が和らぐ ホンマかいな。根拠まではしらべていません。 ・「オンサイトトレーニングはミュージシャンが読譜の練習をするよう…
ホームジムで煮つまったときは、模擬課題を作ってみるとおもしろいかも、というハナシ。 さいきんはラインセットのところもあるし、マブシでもホールドがあまりついていなかったり、そもそも混んでいたりするから、作りにくいっちゃ作りにくいが、可能な環境…
壁を使った体幹トレーニング法のうち、とくに簡単にできそうなものを見つけたのでメモ。 ・足切り ポピュラーなトレーニング法のひとつ。ボルダーで、1ムーブごとに足を切って戻す。3〜5ムーブ行う。足切りデッドの連続ではなく、足を残して次のホールドをキ…
スタビリティを上げたいときのポイント。 *** ・適切なフォームで行う。友だちに見てもらうか、動画を撮って確認するとよい。 ・呼吸を意識する。身体を張りつつも息がとまってしまわないように。たとえみじかいボルダー課題でも、息をとめたまま登りきる…
修業してもしても強くならない。登っても登っても強くならない。それで登る以外のトレーニングを考えだすものの、長続きしないでやめてしまう。 なぜ伸びない? 何が悪い? 何が原因だ? おなじように登っていても、どんどん強くなる奴と、行き詰まる奴とに…
減量ばなしのつづき。成人男性の体重×18というのが1日の最低限のカロリーであり、またどんなに体重が軽くても1日1,000キロカロリーより減らさない、この2点を忘れるな、とどこかで読んだ。 それで思ったのだけど、そんなに減らしませんよね。これらが重要と…