2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

只管打坐

ムーブが起こせない。ごまかしがきかない。あるいは精妙な身のこなしかとも思うもののさっぱり糸口が見つからない。 微調整してトライをくりかえしても一向にそれらしくなってこない。メイチで末端に力を込めても何もも起きない。 まわりにトライしている人…

近頃

思うところあって、以下のような高強度ボルダリングの課題を設定している。 1 最大4ムーブまで。 2 スタート足はジブに限定。 3 真っ向。フックなどを一切使えないようにする。 4 ハンドホールドは、とったら足が切れてしまうがキャンパでは決してキャッチで…

拾遺

タッチーズの強度を上げる2つの方法。 1 距離を伸ばす 2 速度を上げる 他分野の蓄積を参考にするなら、後者のほうが効果は高いらしい。 タッチーズ初心者の目安は10回の3セットらしい。なんだか普通の筋トレみたいだな。 そういえば、片手懸垂のためのtipsで…

古寺巡礼

異なる結果を期待しておなじことを何度も試行していたら「頭がうだっている」といわれても仕方がないのかもしれない。 さておき、登りのための修業は、昔に比べて相当に洗練され、深化しているのはたしかでありながら、打ち捨てられ乗り越えられたトレーニン…

雨の日と

アゴタ・クリストフの『悪童日記』に「形容詞と副詞を使わない」ことについて書かれているらしい。また、文章に限らず、表現というものは不自由にしたほうがおもしろいものができる、とも聞く。たしかにそうかもしれない。 とはいえ、それってかなりの縛りだ…

Dedication

カリフォルニアはヨセミテの看板課題「ミッドナイトライトニング」(V8)を登ったボルダラーの話がおもしろかったのでメモ。 コロラド州在住のその男は、この課題を登るために、インドアボルダーを一切せず(もともとインドアはほとんどやらない)、朝は8時…

ボブ・グリーン

室伏重信氏の『その瞬間にかける』という本がおもしろかったのでメモ。 筋力と反応速度と持久力からなる体力、技術、そしてメンタル。体力を維持する努力をしつつ、技術とメンタルを向上させることで、競技者としてのピークをなん度も実現できる。登りなどな…

SDGs

持続可能な質の高い修行のためのtipsを見かけたのでメモ。 ・習慣をラディカルに変えない いきなり炭水化物摂らないとか、いきなり酒を一滴も飲まないとかではなく、ちいさなことから、継続できるレベルからはじめて、進歩を記録していくのがよい、とのこと…

どう登るか

クライミングに限らず、身体を動かすときにソリッドな体幹があると大いに助けになるというのは事実だろう。あって損はない筋肉、それが体幹である、なんて。 たしかに、最高のトレーニングは登ることだ。ではどう登るか。赴くままに登ろうか。しかしそれだと…

オブザベーション

登るとき、指から前腕から足先から脳みそまで全部を使う。と、いうか、あらゆるスポーツは真剣にやっていけば早晩全身を使うようになるよな、そりゃ。 クライミングなら、爆発的な動きにはパワーが、デリケートなムーブにはバランスが、登攀距離が長くなれば…

目標にたどりつけないとき

ウェブ上に転がっていた、行き詰まった時のtips。 1 とにかくくりかえす 2 柔軟な視野をもつ 3 過去の成功を思い出す 4 とにかく振り絞る だって。何だそりゃ、もう。 1は、ワントライごとのフィードバックを大切にしながらくりかえしましょう、という趣旨。…

レストぎらい

おなじレベルの人間と遊ぶのはたのしい。すこし上のレベルの人間と遊んでもらうのはうれしい。初心者と遊ぶのも、きっとおもしろいだろう。あまりやったことがないからようわからんが。 ひとりで登る場合、いまいちモチベーションが上がりづらいことはある。…