2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

わんぱく

もとい淡白もとい蛋白。腕白ってワイルドなのになんでうで白いのか。そして「もとい」の由来も気になるが、たんぱく質について。 1.2-2.0g /kg、この程度が穏当なようであるものの、たんぱく質にもいろいろあって「要するに」してかたづけることができないも…

宿題の重さ

宿題が重荷に感じられてきたらどうするか、というTipsがあったのでメモ。 何週間も、ときに何か月も同じ課題で落ちつづけると、いうまでもなくメンタルがダメージをくらう。自信がなくなって、下手すりゃ登るモチベーションそのものが低下してしまう。 こう…

レスト(4.5)

修業には休養がつきものだ。ワークアウトにレストは不可欠だ。休むのは仕事のうちである。ともかく、トレーニングにレストがどれだけ大事か身に染みてきたのはようやくここ1年ほどである。 アメリカ東海岸のフィジカルトレーニング・コーチたちがサイクル中…

上達曲線

ボルダーのむずかしさ、それはうまくなるほど、うまくなりにくくなる点にある。というか、ものごと全般そうですよね。 よくあるのは、最初の1〜2年順調に伸びて、その後は一定のグレード周辺で調子が良くなったり悪くなったりするのをくりかえすパターン。筆…

視線は非常に

営利。いや、鋭利。 独りで登ってもいい。甘えなければいいだけの話だ。単純に弱いのだ。それだけだ。 取り組み方が不真面目なのはアカンやつ。遊びなのにテキトーに取り組んだら、ただのぐずぐずになっちまう。遊びだからこそ向き合う必要がある。どうでも…

野田岩

うなぎ屋か。ルーフ課題でもありそうな屋号だけれど。 いよいよひとりで修業するしかない気がしてきた。プライベートウォールがほしい。欧米のクライマーは土地に余裕があるからか、わりと気軽に壁を建てている(ように見える)。 もともとは80年代後半、ジ…

無辜の民

久しぶりに平日夜に遠くのジムにでかけたら、まあ電車が混んでいる。これはキツイわ。やっぱりホームジムは近いのがいいです。 そして平日夜に不用意に出かけると常連さんのルーティーンの邪魔になったり、悪気なくジムのいつもの空気を乱してしまったりする…

射程

リーチの話。翼長―wingspan, armspan、指極ともいうらしい―、平均をとったデータがうまく見つからなかったが、一般に身長とおなじくらいの値になるのだそうな。ちなみに私もそのくらいである。まあ例外はずいぶんありそうだけど。 とどけば有利なのは確かで…

ドーナツ

キャンパスボードを使う前に、主にフィジカル面の準備ができているかどうかの目安として使えそうな、ごく穏当な指標がないかと考えて ・そのラングで何回か懸垂できる ・強傾斜のポジティブなホールドをつないでキャンパできる このあたりでどうだろう。年齢…

ケポットトッポケト

ピンチ、スローパー、オープン、カチときたら、次はポケットか。どうもホールディングとホールドの話がごっちゃになりがちだけれど、さしあたって実践的に理解できればそれでいいだろう。 ポケットとはいわば指の本数の少ないオープンかハーフクリンプだと思…

不用謝

トップクライマーに共通の特徴、というウェブ記事があったのでメモ。書いていて思ったのやが、1〜5は互いにつながっている。 1 下積み 我々はメディアで彼らの華々しい成果を見て「スゲー」と思うわけだけれど、その裏には膨大な積み重ねがある。長年にわた…

What Goes Up

Must come down. Blood, Sweat & Tearsにそんな曲があったなあ。いえ、パフォーマンスの話です。 以下、トレーニング計画あるある。 1 身体の状態よりスケジュールを優先してしまう とはいっても、ねえ。指がちょっと痛むとか、いつもより勤務時間が長かった…

ゆでたまご

といってキン肉マンの話ではありません。 *** 『キン肉マン』の単行本が先々月と先月と2か月連続で刊行された。何の気なしに読んでみたらふつうにおもしろい。火事場のクソ力とか友情パワーもおもろいが、敵キャラの背景がきちんと描かれていて、ついつい…

価値

ものごとにはそれにふさわしい価値というものがある、そういう話ではなくて。 DIP関節(要は第二関節、拳頭にいちばん近い関節、カチったときに起き上がってくる部分)がホールドより上に来ていたらクリンプ、その状態で親指を乗っけたらクローズドクリンプ…

レスト(5)

渚、もといレストにまつわるエトセトラ。 レストはおそろしい。何もできなくなってガッカリすることになるからだ。一定期間登りから離れたことのある人ならわかると思う。本当に「何にも」できなくなってしまうのである。それでとりもどそうと焦ってアップも…