トレーニングプラン
先週は鉄棒でマッスルアップを4回。連続ではできていない。翌日の昼過ぎから夕方にかけてダメージをうけ、翌々日は別の箇所に飛び火した。実施するタイミングをかんがえないと、仕事に支障がでかねない。 日月はパスとして、金土はどちらでもいい。週2回は確…
フィジカルをもっと注意ぶかくすすめないといけないというのをこの数年で痛感している。有酸素からはじめたほうがいい、それで絞ってからにしよう、そうかんがえていたら、まるで体重が落ちない。筋肉がへって代謝が落ちているのだから、以前の感覚でうまく…
育休をとっているあいだにスニーカー出勤がOKになっていた。ナイス! *** それにしてもフィジカルがよわりすぎている。2週間デスクワークをしただけでこれだから、よほど気を遣わないと維持することすらおぼつかない。 むかしは仕事とボルダーしかなかっ…
修業には休養がつきものだ。ワークアウトにレストは不可欠だ。休むのは仕事のうちである。ともかく、トレーニングにレストがどれだけ大事か身に染みてきたのはようやくここ1年ほどである。 アメリカ東海岸のフィジカルトレーニング・コーチたちがサイクル中…
シンプルなトレーニングプランを考えたとき 1 登りによる修業 2 有酸素やウェイトや柔軟 3 フィンガーボードやロックオフやシステムボードトレーニング これらをどのように振り分けていくかが焦点となるだろう。これがそこらへんのRPGだったら力に全振りして…
仮にピークをつくるとしたら、ひとつの方法として 1 6〜8週間量をこなしつつフィジカルを整え 2 つづく3〜4週間、量を3/4に落とすかわりに強度を上げ、そのあとに 3 2週間くらいプチピークが来る そんなイメージが思い浮かぶ。ピーキングももっとシンプルに…
ひと月以上だったり2週間だったり、サイクルの長さはいろいろだけれど、もはやどんなやり方でも継続してコミットできればそれで十分という気さえしてきた。そして続けるにはやはりシンプルなのがいい。 スポートクライマー向けと思われるトレーニング順の決…
リーマンボルダラーが想像するルートクライマー向けのトレーニング。ンー、ルート能力を向上させるにはルートを登る方がベターだよな、そりゃ。中上級者になればボルダー壁でも問題ないか。むしろ壁面を自由に使えるかどうかが焦点になりそうである。 ところ…
多忙なパートタイムクライマーのための1時間セッションのご案内。週3回、中級者向け。 1時間を4つのパートに分ける。 1 ウォームアップ15分。 2 フィンガーボード10秒ぶら下がり×5セット。ハング間レストは1分半。およそ7分で終了。終わったら3分休憩。 3 ボ…
毎週毎週おんなじようにプッシュして、いつまでもプラトーから抜け出せない。そんなとき、少し何かを変えることができれば、伸びる筈なのだ。 気まぐれに未知の岩場に出かけたり、ジムでも「今日はモチ高いからいつも触らないヤバい課題に取り組もう」となっ…
前回の続き。たとえばガイドライン策定、などが考えられるか。とっかかりだけのやつ。限界領域のボルダーを40分、1-4-7を3セット、フィンガーボード、体幹サーキット、とかそういうの。その日の調子に応じて選んで行うと。 この前紹介したポール・ロビンソン…
1 何やっても伸びる時期。高校や大学の頃、わけもわからずウェイトルームに乗り込んで、これまた訳は知らんがとりあえず重たいなあと感じるものを持ち上げたりする。果てるまでトライして、それを週に何回か続けると…あら不思議、強くなりますね。控え目に言…
岩旅に行こうとなって、以前から準備してきたのに、旅行計画にトレーニング計画が追いつかなくなって、気がついたらあとひと月をきっている。こんなときどうするかって? そりゃあ ・ひとまず登りこむ 限界グレードより下の課題を登りこむ。たいてい岩旅のス…
こないだまとめたつもりだったところに、さらにとてつもなくシンプルな指トレがウェブ上に転がっていたのでついでにメモ。どんなのかというと 「家の中でドアを通る度に桟に限界までぶら下がれ」 だって。急いでいる時はどうすんだ。 まあそれはともかく、デ…
またまた前回の続き。まとめると、 1 そもそも引きつけに必要な上半身の最低限の筋肉が足りない、または諸事情により全般的な上体の筋量を増やす必要がある、なら種々の懸垂でいいし 2 安全に指力を強化したければフィンガーボードにハングすればいいし 3 ク…
前回の続き。以下のハングの秒数でギリギリになるように、ホールドを調整するか加重するか片手ずつにする。 サンプルA(パワー) 1 5秒ハング―5分レスト 2 これを繰り返す。できなくなるか、フォームが崩れたら即終了。 サンプルB(ビーストメーカー方式、パ…
指トレのことをいろいろ調べて行き着いたことには、最も効率的なフィンガーボードトレーニングプランは、実はもっともシンプルなやつなんじゃないかと。 われわれはそれぞれに登攀スタイルも違い、出せる強度も違い、主戦場も異なる。魔法の弾丸は存在しない…
前回のつづき。ホースト氏曰く、主な陥穽は2つあって、 1 クライミングでは3つの代謝系を全部使うので、1回のセッションで3つともトレーニングしようとする。たとえば ・キャンパでパワトレ ・フィンガーボードでパワーエンデュランスのトレーニング ・4×4で…
アメリカにはロッククライミング研究者連盟のようなものがあるらしい。日本でもスポーツ・身体運動系の分野で前腕の筋力の変化等を調べたものを見たことはあるが、クライミングに特化した研究自体がそんなにないような・・・いや、調べたらあるのかな。 そう…
トレーニングしながら遠い目標を見うしなわないでいるのはむずかしい。自分の身体とクライミングについていちばんよく知っているのは自分だ、したがってどうすれば進歩できるかを真にわかるのもまた自分だ、そう思って遠大な意図と構想をもってトレーニング…
時間のない人のための20分でできる持久力プログラム。 1 ARC。オンサイトより8グレードくらい下の課題、登りながら話ができるレベルで8分間登って2分レストし、また8分登って終了。 2 パンピーなインターバルトレーニング。20分のうち1分登って1分休む、を20…
一説によるとWork + Rest = Trainingだそうである。時間がなくなってくると集中するから、あまりにゼロに近いとどうしようもないけれど、「時間が足りない」とボヤけるようなら何とかならないか。 運がいいというべきか、これまでに時間が足りないという状況…
クリス・シャーマはトレーニングをしていない。もっとも、最近はとりいれているらしい。デイブ・グラハムや、アレックス・オノルドも基本的にそのクチである。 トレーニングしろといわれて「いやだって「トレーニングなんかしない」と公言して憚らない強者も…
学習は選択的に、近視眼的になりがちだ。自分なりのルーティーンを確立して、それをつづけているとして、それでここまで強くなれたという場合、その強さでこの数年伸び悩んでいる、そういう場合、再考してみるべきかもしれない。 「ひとは自分の見たいものを…
「トレーニング」は立派なバズワードだ。老いも若きもだれもがトレーニングしたがって、健康的な身体をめざして数分間のトレーニング動画を投稿したがっているようにみえる。トレーニングプログラムを売る側からすれば良いことだろうけど、探すがわにはちょ…
「ゼロである音楽って何だろう」と、一時期フィッシュマンズの佐藤君が考えていたそうである。いえ、トレーニングの話です。 トレーニングサイクルとしてクライミング界でよく知られているのは4-3-2-1サイクルだろう。エリック・ホーストの『Training for Cl…
ウォームアップボルダー(20分) 高強度ボルダー(25分) レスト(5-10分) キャンパシング(2-30分) レスト(5-10分) 30手以上のボルダー長モノ×2セット レスト(10分) 補強トレ(ショルダープレスor腕立て伏せ、体幹3種目)×2セット ボルダラーが1日で…
以前に紹介した高強度/低強度トレーニングの話のつづき。調子がわるくないと感じていて、前回のハードなセッションから48時間以上経過していたら、高強度の日にする。一方、そんなに調子がよくなくて、まだ48時間経っていなければ、低強度の日にする。これな…
クライマー向けのピリオダイゼーションの話になって「何かシンプルで良いものないかドラえもん」とおもってGoogle先生に聞いてみたところ、つぎのようなものがでてきた。 ・高強度/低強度トレーニング(High& Low Training) カナダのスプリントコーチ、チャ…
というバンドがいた。いまもいるのか知らん。 *** もうシーズンに入りつつあるので遅きに失した感はあるものの、トレーニングプラン再考と行こう。 トレーニングプランをつくるのはかんたんである。ネットを見ればそれはもう大量にある。メチャクチャある…