クライミング

一進一退

おととい、仕事と雨のあいだに山へでかけて、ホールドを欠いた2級を再登。結論、ほとんど影響はない。瞬発系の2級の初手がまた止まらなくなり、垂壁の3級も後退気味。週いちペースで前進しようというのが土台ムリなのだ、はっきりいって。 とにかくフィジカ…

こぼれた醤油に泣かないで

減量のtips。空腹の状態をつくることと、その状態で有酸素運動をすること。 *** グッドニュース。週にいち度のペースでも、とりあえず岩場まで自転車で行くことはできている。 バッドニュース。やさしめの2級のキーホールドを欠いてしまった。ガストンし…

Fast Retrieve

3週間ぶりの岩。なわとびをしていたおかげか、岩場まではたどり着けたものの、登れない。かろうじて2級をひとつ登って、そそくさと退却した。 うちに着くと右膝に違和感がでていた。200メートルもない低山の往復だというのに。なんで? こんな現実に笑いそう…

液体チョークづくり

あらためて確認すると、普通の液体チョークでもつかいおわると手は多少ペタつく。どちらにせよ、水酸化マグネシウムは滑り止めとしてはイマイチだったので却下。 せっかく炭酸マグネシウムはあることだし、このご時世、純粋アルコールも手もとにある。という…

Breaking News

今日のニュース。公園の鉄棒でマッスルアップをこころみたが、当然のようにできない。首を痛めるまえにやめにした。 グッドニュース。自転車で岩場にいたる坂を登れた。これによりヒルダリングーサイクリング+ヒルクライム+ボルダリングーが成立した。 バッ…

部分と全体

「(・・・)いつも、つぎの三メートルをがんばって克服することだけが問題であるように見えた。もしそれがいつも成功するならば、遂には頂上に到達するであろう。しかし事前に岩登りの全ルートのあらゆる困難を予想してみることは、ただ勇気を失わせるだけ…

オクトルング

ボルダリングならぬヤマダリングという遊びがあるという。ひたすら山を歩いて、いち日に1個、気に入った岩を登るのだそうである。 私はそこまで山歩きをしないし、サーキットもしたいので、ヤマダリングとはいえそうにない。サイクリングとボルダーのミック…

どろなわ

今日も山へ。向い風と花粉にうっすら阻まれて、岩に着くころにはゼーゼーいっている。 登れるようになった課題をリピートして、まわりのラインにとりかかる。今日は瞬発系の2級が2トライでのぼれた。オッケー! 垂壁の3級は核心まで行けたものの、となりの比…

タンマグ通販

チョークばなしのつづき。 krokovski1868.hatenadiary.com 結論、乾燥剤は滑り止めとしてはバツ。手汗はとれるがサラサラになってしまう。乾燥手を疑似体験するにはいいかもわからない。 あと、つかいおわったあとすこしペタつく。皮膚にはよくないのかもし…

ネコパンチ

家から岩場まで自転車と歩きで小1時間、けして遠くはない。すくなくとも東京から小川山に行くよりはだいぶちかい。 ここ2年ほどボルダーサーキットができていない。一進一退どころか、じりじり後退している。登れる課題がどんどんへっている。 今日は2年ぶり…

ヤマダリング

あいかわらずというべきか、好事魔多しというべきか、万事快調、順風満帆とはいかない。いちどくらい「システム・オールグリーン!」といってみたいが、そうあまくはない。 要は心肺が適応するところまで習慣化できていない。ぜんぶ菜種梅雨のせい、というわ…

That’s What I Want

力と金とかけて永遠の河と解く。そのココロは「どれだけあっても足りない」。 *** 生石灰・・・酸化カルシウム、粒状 消石灰・・・水酸化カルシウム、粉状 水酸化カルシウムはアルカリ性、皮膚にはよくなさそう。とくに目にはいると危険なようだ。 とりあ…

サイダリング

今日も山へ。心肺は適応していないものの、神経系はちゃんとうごきだしている。アプローチシューズで5級のマントルを返して、横の2級を登れた。ストレッチばかりしていたおかげか、柔軟性は後退していないらしい。 そろそろ自転車のペダルを回せるかもしれな…

ボルサリング

筋肉痛を無視して自転車で山へ。このまえ10級にしてごまかした3/4級を登る。岩が乾いていたからか、液体チョークをつけたからか、その両方かわからないが、ふつうに登れた。 気をよくして5級のマントル課題をトライすると、これもかろうじて返せた。左の上腕…

銃声

息を吸うと伸びきれる。スラブ、垂壁で届かせるとき、つかえるかもわからない。動的にホールドをとるときはつかいにくい。 *** 岩に行く途中の坂道をあるいていたら、発砲音が2回。ちかい。 このへんは鳥獣保護区のはずなので、箱ワナにかかったイノシシ…

Stones In My Pathway

自然にちかいところで暮らすひとにとって、足腰の衰えは死にちかづくことを意味する。だから、というわけでもないのだが、じつに1年ぶりに岩を触ってきた。 例によって足がいたくて靴を履くのに難儀した。昨シーズンよりさらに何もできなくなっている。これ…

水石

水石は「すいせき」といい、室内で石を鑑賞する趣味だそうである。むかしの中国に奇岩趣味というのがあったが、たぶんそこから来ているのではないかとおもう。 石の種類だけでなく、かたちを見てたのしむわけである。山のかたちをした遠山石、滝をおもわせる…

数値化の罠

感覚の数値化というものは、あまり信じすぎないほうがいい気がする。水深6メートルだ7メートルだといったって、測ったわけでなし、だいたいでしゃべっていることもおおいとおもう。 カウントダウンも同様である。ひとによって数えるスピードはかなりちがうし…

ガンバの冒険

神だのみのときのtips。「~してください」ではなく、「自分は~します。どうぞよろしく」という。 *** アマチュアのトレーニング備忘録。 ・ストレッチをかけてトレーニングする。可動域をひろくつかうと、筋肉が丸みを帯びてくるという。強いクライマー…

瘋癲

岩登りをすると達成動機の強化につながる。自己充足的になるか競争的になるかはその先のはなしだ。 *** モチベーションばなしのつづき。パンデューラによる自己効力感を高めるための方法。それぞれボルダーに置きかえると ・成功体験―自分が完登する ・モ…

あそびさまざま

書斎には桐製の小箱が4つ、そのうちの3つには瀬戸内の空気がはいっている。 *** 成功体験をつませるだけではモチベーションはあがらない。現実にはうまくいかないことのほうが多いからだ。トライに失敗したときに、いかにめげないで、粘りづよくつぎのト…

Old Timer

今日の形の自転車が考案されたのは1884年のことで、当時は金持ちの玩具であった。そのころは前後の車輪の大きさのちがう自転車がペニー・ファージングやハイホイーラーなどとよばれて流行しており、そちらの方がスピードが出ると考えられていた。現代風の自…

豈図らんや

「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」 ―山本五十六― *** 山ばなしのつづき。 このところすっかりヒルクライムが億劫になって、車道を行かずにちょっとした山道を歩いて登っている。歩きだと運動強度は下がるし、道中…

Out of Scale

2週間ぶりの岩。おづんつぁんの言にしたがって八幡さんから岩場に行った話。 例によって標識には「山頂→0.5キロ」とある。今度こそすぐだと思ったら、前回より時間がかかった気がした。なんで? 今回はルートも直登に近いので距離は得しているし、空身なので…

ちょっとそこまで

昨年探せなかった八幡さんをとうとう発見した。ローカルのおづんつぁんに教えてもらったのである。 krokovski1868.hatenablog.com 自転車で坂を登るより、八幡さんから歩いて上がった方が近いという。今まで苦労していたのは何だったのか。 おづんつぁんから…

実包

大体においてソロで登る連中は引込み思案である。彼らはひとりで岩場に行くのが好きだし、ひとりで岩場にいるのが好きだ。誰かの邪魔にならないからである。そして和気藹々とした仲間たちが近づこうものなら、山を下り、反対側の斜面を登って、岩頭に身をか…

Every Wall Is a Door

学者などというものは、書物の紙魚とともに縁側でひなたぼっこでもしていればよろしい。 *** 今朝ふと思い立って居間の桟に指を掛けたら、何とぶら下がれるようになっていた。オープンではまだ無理だが、指を立てればできる。 この部屋に移って来たときに…

溺れ谷

緊張したら足に落とす。足裏を意識する。息を吐くたびにリラックスするチャンスがあると考える。 *** 何だかんだ言っても結局、自転車釣行では振り出し竿を使いたくなってしまう。矛盾したことを言うようだが、楽に釣れれば何でもいい。釣れることが第一…

Sale Gosse

怪しいガキの意、だったかどうかは知らぬ。 *** 昨日朝の時点で64.2キロ、夕方時点で63.8キロ。とりあえずはOK。もうひと月かけて63キロ周辺を目指そう。 同じような体重でも、都にいた時とは見てくれがだいぶ違う。クライミングジムで作った身体と、自転…

ユン・ゲラー

Patagoniaの話。 *** 表参道店に昔のクライマーの写真集が置いてあって、暇なときに見ることもできて良い感じだった。今もあるのだろうか。 ルートビアを売っていた記憶もある。詳細は忘れたが、長い根の植物が云々、環境に優しく、という触れ込みだった…