神だのみのときのtips。「~してください」ではなく、「自分は~します。どうぞよろしく」という。
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・ストレッチをかけてトレーニングする。可動域をひろくつかうと、筋肉が丸みを帯びてくるという。強いクライマーのからだが細くてもどことなく丸いのは、そういう理由かもしれない。
・「何やってんだ己は。アホか」とおもうところまでつづける。だいたいそれでも限界のはるか手まえになる。また、そこまで行っておけば謎の達成感ももらえる。
追いこむのはその先のひとのすることなので、アマチュアはこのくらいでいい。「こんくらいでいいか」でやめるのはバツ。
・・・いったい私は、トレーニング愛好者でもなければ、トレーナーでもない。まして研究者というものではない。己の心の張りを見出そうとして、やみくもに身体をうごかしているのにすぎない。
修業なのだから、毎日すればいいのである。たかが自重にレストもへちまもない。つべこべいわずにひたすらつづけるだけだ。
つまるところクライミングのための最高のトレーニングはクライミングそのものだし、書くための最高のトレーニングは書くことだしで、どうも継続することじたいが目的化しやすいあそびに引き寄せられているような気がする。趣味はみんなそう、というよりは、趣味につきこんでいくと継続にいたり、継続は日常にちかづいていく、ということかもわからない。
以上、定期連絡。