9月中讃エギングメモ

 9/12、ローカル釣具店員と常連さんの会話。

 

「まだリリースサイズ、あと1、2週間」

 

「すぐに釣れんようになった。去年はそうだった」

 

「ここはサイズちいさい」

 

「今年は春よかった。ゴールデンウィークまでのあいだにバタバタと。だから秋もええんちゃうん」

 

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・9月中旬までは朝マズメが機能している。とくに港内は、潮目がはいったら、時間にかかわらず群れも入るのかも。9月14日昼過ぎ、ブイまわりで良型をふくむ4杯を抜くことができた。

 

・結論、港内のブイ横の釣りは全笠でいい。落として中層、流されない場所でのつりなら、全笠がいい。やはり杉原名人のいうとおり「ウィードレスはイカレス」。ボート横のロープがブラインドになっていることがあるので注意する。

 

・半笠をつかうときは浅瀬のときか、ボトムがあらいときか、流れがはやくてエギをコントロールできないときかのどれか。手持ちの関係で、それ以外の状況で半笠でイカをかけたときは、もっていかせて、角度がなくなってから合わせるか、竿をあおらずに下げる向きで合わせる。大雑把に、磯の浅瀬は半笠、港内および磯の水深のある砂底では全笠というすみわけ。

 

・エギが流されるとき、飛距離がほしいときに備えて、4号は必要。3.5号メインで3号から4号というのがよさそう。エギが大きくても関係ない。むしろリリースサイズを釣らずにすむ。

 

・極論、よくわからんがなんかダメだというときはとにかくエギをかえる。理屈があるにこしたことはないが、感覚でもいい。気分をかえる必要がある。

 

 あまりむずかしくかんがえず、うまくいった原因をかんたんに理屈づけして、むしろ状況のほうをおぼえておくのがいいような気がしてきた。その状況が再現されたときに居合わせればラッキーだし、理屈があっていれば、状況の再現を予測したり促したりできるようになるから、理屈づける努力は必要だとおもう。

 

 かんがえなしでは、上達はするかもしれないが、優秀なマシーンになれるだけだ。それでは創意工夫はうまれない。マシーンになれるのもすごいとおもうが、私は、どちらかというと創意工夫をたのしみたい。以上、送信おわり。