シンプルなトレーニングプランを考えたとき
1 登りによる修業
2 有酸素やウェイトや柔軟
3 フィンガーボードやロックオフやシステムボードトレーニング
これらをどのように振り分けていくかが焦点となるだろう。これがそこらへんのRPGだったら力に全振りしてもおもしろいのだけど、まあバランスだわな。己の資質も考慮する必要がある。
OK、期間は1サイクルひと月にしよう。わかりやすいのがいちばんだ。できるだけ手軽にできる種目で構成する。継続のためのハードルは低くするに如くはない。2か月で1単位とする。
●最初の月:パワー。1週目があって、2週目および3週目は、1週目と同じ登攀時間で徐々に難度を上げていく。4週目は3週目と同じ強度のまま、登攀時間を半分にする。
週の内訳。週に2、3回のボルダー、週2回のフィンガーボード。週1、2回のフィジカル、週1、2回のシステムウォールorスキルトレーニング。1週目の強度をどうするか。導入期と理解して、ひとまずふだん通り登ろう。
●第二の月:トレーニングの器を大きくする。すなわち持久系。
週の内訳。せっかく上げたパワーを落とすのはしのびないから、維持するために週1のフィンガーボード、週1のボルダー。中心となるのは週2回の高密度なトレーニング。長モノや、既存のボルダー課題をつなげて登る、など。
そして同じく週2回の低強度長時間セッション。ARC、ロープを結んで登攀距離を稼ぐ、あたりが考えられる。様々な傾斜とホールドタイプ、ムーブで行う。スキルトレーニングの側面があることも忘れずにおこなう。
以上、連絡おわり。