不用謝

 トップクライマーに共通の特徴、というウェブ記事があったのでメモ。書いていて思ったのやが、1〜5は互いにつながっている。

 

1 下積み

 

 我々はメディアで彼らの華々しい成果を見て「スゲー」と思うわけだけれど、その裏には膨大な積み重ねがある。長年にわたる巨大なピラミッドとでも言いますか。パッと見ではその一角しか認識できんのよな。長期間にわたって向上し続けるだけの刺激を与えつづけてしかもケガをしないという。ンー綱渡りだな。

 

2 出し切る

 

 振り絞って100%出したと思って、落ちて、待機場所にもどって、次の瞬間に自問するー「アレ、出し切れてなくない?」と。トップクライマーはこの最後の数滴を取り出すのに長けている。

 正直つらいし、快適ではないが、誰にでもその最後の資源にアクセスする機会はあたえられている、とのこと。1とおなじで、それでもケガしないのがすごいよな。

 

3 学ぶ意欲がすごくある

 

 じぶんの不得意分野、あるいは苦手に対し、すすんで克服しようとする。あるいは苦手に取り組むことに抵抗がない。苦手を伸びしろとして捉える、あるいは向上していくことに単純に喜びを感じる。こういうひと、いるよなあ。

 

4 コミットメント

 

 どちらかというと長期にわたるもの。セッションやトレーニングがイマイチな日があってもめげない。「また次回頑張ろう」となって、実際それでプッシュする。モチベーションが短期的に上下することはあっても、それで長期的な目標に対するコミットメントが揺らがない、そういう種族。ポジティブだぜ。

 

5 障害とのつきあい方がうまい

 

 1〜4で行こうとしたらどうしたって怪我する、ただそれでもキャリアにかかわる大怪我にはしない。つねに先を見据え、自重するときに自重し、突っ込む時は突っ込む。もし仮に痛めても「困ったどうしようやっちまった」ではなくて「なにか違うことにトライする機会だ」または「動きを変えるチャンスだ」と捉えることができる。ネガティブなできごとがあってもそれの良い面を見ることができる、か。見習いてえぜ。

 

 何かしら取り入れられそうなものだけでも参考にできればなあ。ひとまずじぶんに置き換えて考えて、紙に書くなどするのがよさそうである。

 

 しかし雨マークがとれない。もはや沖縄に行くしかないのか・・・などと思ったら今朝は降っていない。

 

 やまない雨はない。終わらない梅雨はない。ということで明日、出かけるか。