目標にたどりつけないとき

 ウェブ上に転がっていた、行き詰まった時のtips。

 

1 とにかくくりかえす

2 柔軟な視野をもつ

3 過去の成功を思い出す

4 とにかく振り絞る

 

 だって。何だそりゃ、もう。

 

 1は、ワントライごとのフィードバックを大切にしながらくりかえしましょう、という趣旨。2は、むずかしいのをトライするということはすなわちコンフォートゾーンから出ることだから、かんたんにはいかないのを織り込みつつ、いろいろなアイディアをためして過程をたのしみなさいと、そういうことみたいです。

 

 よく聞く戦術としてはディタッチメントがある。第三者視点をキープしつつ登るというか、登っているじぶんを切り離すというか、そういう技術で、これはメンタル的なアプローチとしては有用だと思われる。

 

 ムーブをきめてあとは実行するだけになったとき、ちょっとしたムーブのズレでメンタルが削られてつながらないことがある。あるいは辛さに耐えかねてムーブを起こすのをあきらめてしまうことがある。そんなときにディタッチメントが役立つことがある。

 

 3はわかりやすいな。うまくいった結果を思い浮かべて、その状態でトライするとか、過去の好調時を思い出して、その状態でトライするとか、そういったことだろう。

 

 4はさらにわかりやすいが、どうすればいいかが問題なんだよな。できるまでやる、というとき、できるまでつづけるためにどうモチベーションを保つかについて語っているものは少ない。

 

 ある意味、あきらめるというのは、コミットメントがそこまでなのだということだから、受け入れるしかないような気もするのだよな。「いや、やりたいんだけどできないんだよ」といってはいるものの、結局できないのはそこまでやりたくないからなんじゃない、という話。

 

 毎日ジャンクフードを大量摂取してアルコール多飲して夜ふかしして高難度を登りまくるのはそれはやはり無理だろう。それでも習慣を改められないのだとすれば、これはもうそこまでのことなのかもしれん。

 参るねえ。