・ポジティブなセルフトーク
おお、定番ですね。呼吸しろ、とか、足を意識しろ、とかやさしく持て、とか、これはできるムーブなんだ、とかあとワンムーブ頑張れ、とか出しきれ、とかそういうひと言系。ネガティブな奴がいたら離れるというのも一法です。
ポジティブかどうかの判断基準:起きてほしくないことを口にしないこと。気負いすぎるな、とか滑るな、とか、ビビるな、とかは逆に言った通りのことが起きてしまう率を上げてしまう。気にするな、と思っている時点でメチャクチャ気にしとるやん、というのと同じ。○○しないように、という文型を避ければいいのだな。
・ルーティーンを取り入れる
クライミングのみならず、準備動作によってより自然に集中力を高めることができるのは周知の事実である。手順というか手続きというか、そういうものを踏む中で、徐々に意識がそれ用に研ぎ澄まされてくる。
・「いまここ」に集中する
判断や結果志向から離れてその瞬間にフォーカスする、もはや禅の境地とかそんな感じやね。少なくとも身体は現在にしかいないから、マインドのほうも「いまここ」に集中すれば、一致してパフォーマンスが上がる、起こってしまったことや先のことに気を取られると精神と身体がバラついてしまうと、そんな話なのかな。
心を鎮めて課題と自分だけになる。「ゾーンに入る」のパラフレーズのような気がしてきた。まったく、言い方はつくづくいろいろある。