強傾斜(2)

 強傾斜トレーニングのtipsその2。

 

・システムボードがあるなら、様々なスタイルの課題を設定して左右対称になるように登る。マブシ壁でも、好きなホールドとムーブばかりにならないように意識するだけでずいぶん違う筈。

 

・ランジ連発では体幹に来ないので、少なくとも片足はフットホールドに残すように心がける。ひとまず好きに登ってから、足残しで再登するというやり方は、意識づけにいい。

 

・親指をかけるかどうか、カチにするかのばし持ちするか。細かい持ちぐせは誰にでもあるので、ふだん持たない方を試す。小指に力を集めがちなら人差し指を意識してみる。第一関節の力があまり使えていないようならそれを意識する、等。

 

・足を変える。ポジショニングの理解に役立つし、登りながら常に新たな足を探さなければならないので、岩への準備にもなる。

 

・キャンパ。ホールドがたくさんあって角度も違うので、いろいろな動きが出せる。ただしこればかりしないこと。

 

・加重。慣れた課題でも加重すればガラリと変わる。やりすぎないこと。しょっちゅうやらないこと。

 

 何せ怪我に注意です。これが一番大事かと。