さぬきエギング経過報告

 釣り全般におけるtips。鍵でも財布でもマスクでもなんでも、いつものポケットに入れること。そうしないと早晩どこかで落とします。自転車の鍵を落として帰りが徒歩になるならまだしも、家の鍵を落として部屋にはいれないのはおおごとである。

 

 はずかしながら、私はどちらも落としたことがある。わるいことはいわない、横着するとロクなことにならんです。

 

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 これまたあたりまえのことかもしれないが、竿の適合ラインとウェイトは、守るにこしたことはない。10フィートのダイワインフィートは0.6~1.5号、これを0.25号のフロロ1号リーダーでつかったら、数投のうちに投げ切れとシャクリ切れをおこした。竿がつよいと負荷はおもったいじょうにつよくなる。遠投しようとするとよけいにそうなるし、シャクりのつよさもよほど気をつけないといけない。

 

 そもそも技術がないとパワーを生かしきれない。フルキャストできなければ飛距離は劇的には伸ばせない。

 

 だからやはり限度というか程があるというか、塩梅になってくる。届かないものを無理にどうにかしようとするときには、それなりに犠牲を払う必要があるというか、そうかんたんにはいかないようになっている。横着するためには、べつなところでこまやかなケアをする必要があり、私のような素人にはむかない。

 

 エギに関しては、秋イカでも4号は問題ない。エギが大きくても果敢にアタックしてくる。むしろリリースサイズを釣らないですむ。

 

 何より、ルアーがおもくなるほど、釣っていて何をしているかがわかりやすくなるのがいい。イカへのアピールもたかいし、ボディがおおきいので潮受けもよくなる。

 

 しかしながらこれとても塩梅である。手持ちのヨレヨレの8.3フィート竿は適合3.5号までで、4号を垂らすと見るからに竿が負けている。フルキャストできなければ、重いルアーをつけても、飛距離の点では意味がない。

 

 結局、一周まわって年中3.5号というのがいちばん世話がないのではないかというところにもどってきた。飛距離の要るとき、アピールしたいとき、流れが速いときに4号をつかう。逆に3号以下のつかいどころがなくなってきた。

 

 エギの重さとサイズのバランスで、ボディが大きいと流されやすくもなるが、概して、号数の大きいエギのほうが前傾しやすく沈下速度も速い傾向にあるので、極論、号数できめてしまっていい気もする。

 

 流れが速ければ糸を張らざるを得ないので、姿勢は勝手にととのう。というか、流れのなかでエギの姿勢をコントロールするのは、そもそもむずかしい。

 

 というわけで、これも一周まわって適合ルアーウェイトとラインを守れば世話がないというところに落着いた。いち段階攻めることはできるが、それ以上はデメリットのほうがふえる印象。

 

 以上、送信おわり。