サヨリグ考6

 サヨリグ考のつづき。

 

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 4gの飛ばしウキをメインにつかう。近距離では2gのアタリウキにチューブを通して飛ばしウキとしてつかう。PEは0.1号直結でいい。これはアジング並みにライトだとおもうので、サヨリングといってよかろうとおもう。

 

 4g以上はこの釣りの射程外。いまの釣りかたでは、フロロリーダーをつけてもつけなくても、アタリをはじく割合は劇的にはかわらない。いまの自分のレベルでは、むしろアタリを感知できなくてアワセが遅れるようなときに、直結のほうが取りこぼしを減らせるようにもおもった。

 

 ともかく、撒き餌なしの単独の釣りなので、場所をさがすのがキモとなる。産卵期か、秋の新仔だが、いずれも磯の先端などで群れが目視できるときのみ可能になるとおもったほうがよさそう。

 

 友だちにエサ釣りのひとがいれば、釣れた場所に向かって投げることで、撒き餌の恩恵にあずかれるので、場合によっては釣果を一気にふやせる。とはいえ、こういうのは芸風が荒れるもとなので、ひとりでやるか、大人しくエサ釣りをしたほうがいいようにおもう。

 

 中讃の磯の先端については、10月中旬以降、午後、日がさがると見釣りは一気にむずかしくなる。潮どまりか、潮が小さくないと、先端部では風と海面のうねりではじかれる。2gだろうが小バリだろうがはじかれる。だから見えていても条件が合わないとバツ

 

 風と潮の加減で、水面がうねっていないとき、となるとタイミングもかなり限定される。技術があれば別だが、その場で急にうまくはならない。中讃だと、スイートスポットは10月5~20日ころではないかとおもう。秋タコとおなじだ。

 

 なお、小潮のときは流れのあたりかたがちがう。潮がゆるいとそもそもカガミができないし、群れも手前にこないこともあるので注意。

 

 以上、送信おわり。