昔ばなしのつづき。主にメンタル面のtips。
何はなくとも、まいにち体重計にのることである。これができないなら、土俵にあがれていないと思ったほうがいい。残念ながら筆者もそのクチである。
つづいて、矛盾するいいかたになるが、あまり体重計の数字に一喜一憂しないようにする。水分でかんたんに1㎏いじょう変動するため。
減らしぐあいは、月に1㎏を目安とする。急に落とすとリバウンドしやすいことが統計的に明らかになっている。極端な手段はリスクをあげることにつながる。
脂肪のエネルギーは1gあたり9㎉、したがって1㎏だと9,000㎉。実際はもろもろあってそれよりすくないが、脂肪だけをエネルギー源にするのもむずかしいので、およそこのくらいと仮定すると、1日に300㎉よけいに消費すれば、食生活を変えなくても、ひと月でおよそ1㎏減らせる計算になる。
なかなか食習慣を変えられないときは、こんなふうに消費カロリーを増やす方向で考えてもいいかもしれない。減量時の考えかたは減点法になりがちで、それでモチベーションが下がるようなら、できるだけ加点方式で考えるようにすると、効果的かもわからない。
また、飲みすぎ食べすぎたとき、すぐさま取り返そうとしないで、ある程度の期間中に戻していくと心得るのもポイントかと思う。1〜2週間単位でつじつまをあわせていけばいいと考えれば、追いつめられにくく、極端に走りづらくなる。チートデイもそうだが、この手のメンタル面の工夫は、減量をすすめていくうえで不可欠であると思う。
なお、減量をつづけると、どうしてもからだが慣れて基礎代謝は下がるので、いつまでも継続しないというのも大切である。体重が落ちなくなってきたら、ほかの方面に目を向けていく。
・・・そもそも下げ止まるところまで継続できないのだけど。どうすりゃいいんだドラえもん。
