そんなにないよ

 「リスクを取らずに成長すると成長しなくなるリスクがある」、「子どもをいつも幸せにしておこうとすると後で不幸になる」、この手の文型を巷で何というのだろう。エンプレス構文のような名称があるのか、これまた不明。

 

***

 

 実に半年ぶりにようやく山へ行ってきた。さっさと行けばいいものを、日一日と寒くなるにつれ、出かけるのが億劫になって、タラタラと過ごして、戦闘開始を先延ばしにしていたのである。アカンやつ。

 

 実際、このひと月ほど何をしていたのか、イマイチはっきりしない。強いて思い出してみると、波止タコを狙ったり、サヨリを探したりしていたようだ。

 

 今のところ波止タコはどうも思わしくない。捨て糸を使った仕掛けを試していて、悪くはないのだけれど、やはり直にタコエギを結んだ方が、ボトムの情報は伝わってくる。捨て糸の太さと長さは要継続検討。ひとまず4号では太すぎる。

 

 サヨリは11月に入っても場所によっては湧いている。どこかのタイミングで一度、磯をラストチェックしてもいいかもしれない。前回のサヨリ釣行時に竿尻のパーツが取れてしまって、直すのも億劫でそのまま放置している。これまたアカンやつ。

 

 どういうわけか昔から寒くなってくるといろんなことが億劫になってしまう。どうしてなのだか自分でもわからない。

 

 そうそう、11月初旬だというのに、半島の港の右角の根元にイカスミが爆発していた。常夜灯下というわけでもないので、おそらく深くなっているのだろう。半島北側の浜はどこもかしこも遠浅、というわけでもないらしい。

 だから10月中旬になってきたら、そういったちょっとした深場に狙いを移して、それから秋タコを抜く、というような手順がいいのかもしれない。

 

 あとは、あれだ、自転車の後輪のブレーキが鳴いたのでメンテナンスに出してきたのだった。これがお値段12,000円で、半額近くが工賃。次回以降は自分で変えた方が良さそうだ。

 

 どうやらディスクブレーキはよほど気をつけないとローターに油が付着してしまうらしい。注油したら念入りに拭き取るのと、あとは段ボールか何かをドーナツ型に切って、オイルが飛び散らないように保護した方がいいな。やれやれ、これも未着手。

 

 ついでに空気圧だが、高くすれば転がるというわけでもないみたい。ホビーライダーを目指すなんちゃってチャリダーには快適さも重要なので、いったん6.5くらいに落とそう。

 

 ・・・あれ、岩は?