先日の釣果に背中を押されて4時半から半島へ出撃。久しぶりに右側から左回りに入ってみた。途中の路上でカニをゲット。エギに背負わせようという魂胆である。
ところが結果は5時間粘って坊主。途中でサヨリを狙って、アタリが1回あったが弾かれてしまった。そりゃあ、タコ竿の穂先が追従するわけがない。
なお、カニはわずか数投で外れて飛んでいった。輪ゴムで止めたくらいでは固定力が足りないみたい。これも要工夫。
その後も数日にわたって様々なポイントで岸からボトムをゴトゴトやってみているが、どうしても海藻が多い。それならイカの反応があるかというと、ないんだな。
現状、PE1号リーダー5号のセッティングで、ランガンしてイカエギでボトムを探るという方針をとっている。その際、石積み波止というよりは、岸壁から、とくに港の出入口を狙って打っている。だいたい潮通しのいいところにいる個体の方が活性は高いだろうから、いれば話は早いだろうという魂胆である。
というか、石積み波止の場合、どう攻めたらいいのかがイマイチ見えてこない。水温が上がらないと、真っ昼間にサイトは無理じゃないかと思う。やはり夏以降の浅瀬のゴロタ浜がタコへの最短距離な気がする。
逆に言うと、水温が上がりきるまでは、水深のある漁港の出入口か、先端から沖向きを狙う―内側や岸壁は海藻が繁茂しているのでパス―、というのがわかりやすい気がしている。
タコが土日にしっかり抜かれていることを考えると、狙うのは週の後半からにして、週末と週明けは、むしろ撒き餌効果が期待できるサヨリをメインに狙った方が適応的なように思えてきた。来シーズンはそういう構えで行こう。
すなわち5月に入ったらサヨリを狙い、6月下旬から上記の構えでタコを織り交ぜる。7月に入ってサヨリがいなくなったら、早朝はサバを狙う。サバが釣れたら、竿を2本使って同時進行で泳がせ釣りにチャレンジする。
あるいは、早朝はタコを狙って、昼間にカワハギが釣れるようならそれを狙う、というのもありそうだ。
何せ7月のどこかで藻が切れる筈だから、今年はちゃんとタイミングを見ておこう。藻がなくなったら、本格的に浅場でタコを追う。そのころには水温もタコの至適温度であるという23℃を超えている筈だ。
去年は浅場でタコを釣ったのが8月過ぎてからだったが、水温が十分あれば、藻さえ切れてくれれば7月中でも狙えるんじゃないかと期待している。
・・・サヨリとタコにかまけて、もう2ヶ月以上も山に行っていない。絡みにくいサヨリグのカゴ仕掛けもとりあえず完成したし、来シーズンは常時2桁釣果を目指したい。
岩が遠のいていく。