クルガンローズがクラガンモアに聞こえる。そういえば久しくウィスキーを飲んでいない。
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今日は仕事前に屋島へ出撃。3カ所回るつもりだったのが、チェックできたのは2カ所のみ。思ったより潮が引いておらず、ビーサントラバースを強いられたので、だいぶ時間を使ってしまった。
トラバースと言っても、デシマルグレードでせいぜい4というところ。しかし普段から人の通らないところを行くので、adventurousな感覚を味わえていい。 こんな形で再び花崗岩を触ることになるとは思っていなかった。
結果は1杯釣れて1バラし。前回までの反省を生かしてドラグは緩めにし、かつ竿先を下げて引いてみたが、外れてしまった。サイトで抱いたときに下から来ていたのが見えていたのだから、かえって普通に竿を立てれば良かったのかも。羮に懲りて膾を吹く、か。
サイトで抱いて、後ろに持って行くのに合わせて掛けて、重みが乗って、墨を吐いて、引き合いになって、テンションを掛けたままの状態で外れてしまう。
あまり引っ張ると弾いてしまうのではないかと思って、掛けたままで綱引き状態にして、様子見しているが、どこかの段階である程度強めにフッキングしないと、それはそれで外れてしまうのかもしれん。
合わせの方向のセオリーといっても、イカの身体にカンナが掛かる方向、というしかない気もするが、要継続調査。もうひとつ、サイトで追ってきたイカがエギに「ちょん」とタッチした瞬間に掛けてしまう、というのはまだ試していないから、掛かるものかどうか、今度それもやってみよう。
風と流れの中で糸をさばくのが難しい。中距離以上は運任せになっている。
立ち位置や釣り方を工夫して、もう少し制空圏というか、コントロールできる範囲を広げたいものである。