大葉

 サヨリ釣りの現状報告。今日は11尾。条件が揃わないとなかなかうまくいかない。相変わらずアタリは取れていない。

 釣った数と同じ程度バラしてしまった。無念。

 

 常連さんたちは「アタリが小さい」「食いが浅い」「よう合わさん」と言いつつ、倍のペースで釣っている。

 今日は漂流している海藻が多かった。風と潮流とうねりだけでなく、これも大敵である。

 

 カゴ釣りの常連さんも延べ竿の常連さんも、流れが速くなったタイミングで、いったん釣りを止めて待ちの姿勢をとっていた。横の流れが速いと、カゴ釣りでも延べ竿でも、マキエがうまく同調しないのかもしれない。何せ相手が来るまで待つ、というのも大事なようだ。

 

 見る限り、延べ竿は遠投しないので、海藻等のごみにも強い。釣る範囲が狭いので、両隣の釣りエリアに干渉しないのも美点。投げずに振り込むから釣り自体が静かで優雅である。ただしいつも足下にサヨリが湧いているわけではないから、コマセが要る。

 

 サヨリの居所パターンも釣り場の状況のパターンも絞り込めていない。というか、こちらのスタイルがまだ組み立てられていない。

 

 とにかく、投げた後にできる限り糸をまっすぐにする。前回は空いていたし風もなかったので糸をそんなに張らずに流してアタリウキで釣れていたが、今日はその方法ではそもそもアタリウキが動かず(原因は不明)、常にテンションを張ってようやく釣れたりバラしたり、だった。

 

 波やうねりや風、流れ藻等はノイズであるだけでなく、糸を張りづらくするから、二重の意味で対処に困る。それならとアタリウキを工夫してみたものの、これがなかなか機能しないのだな。

 

 これだったらもう、仕掛けをできる限りシンプルにして、少しでも糸を張りやすく、まっすぐにしやすくなる方向で考えた方が、結果マシになりそうな気さえしてきた。

 道遠し。ひとまずフロロ巻いてみよう。