今日は27尾+ウミタナゴ1尾。風が弱かったので、ある程度アタリを取ることができた。合わせはほとんど向こう任せで、掛けることはできていない。
結果として、掛かってもすぐに外れてしまったり、釣れてくれてもハリを呑まれるケースが多かった。
・仕掛け
たしかに12グラムスーパーボールを使えば遠投はできるが、そのぶん風と波の影響を受けるし、ウキは見えづらくなるし、操作性も下がる上、手元に伝わる情報も少なくなると感じるから、これはメインにしない。
軽いスーパーボールでも、着水時にサヨリが跳ねるくらいなので、大スーパーボールをボカンと投げて水面をギュンギュン引くのは避ける方向で考える。
よって仕掛けは10グラム以下で組む。4グラムスーパーボール×2か、7グラムスーパーボール。チューブは15㎝目安でいい。
ウキ止めゴムはだいたい2個入れれば飛ばしウキも止まってくれることがわかった。兎にも角にも、投げたときにこれが動いてしまうと、飛ばしウキがアタリウキの所まで下りてしまって、アタリウキが機能しなくなるので、ウキ止めは不可欠。商品によって止まり具合も違うので、幹糸の太さとともに要比較検討。
あとは中通しの穴にめり込まんでしまわないようビーズを入れる。結び目保護というのはわかるようでよくわからんが、ひとまず入れた方がよさそう。
・アタリウキ
相変わらず最大の問題である。流線シモリ2個の場合、中間距離でも波や光の加減で見えにくいことがある。視認性という意味では丸の方が〇。
ハリス側の玉を半固定にして、道糸側のシモリを動くようにしたら、ある程度アタリは出るようになった。さらにもうひとつ、食い上げのアタリを取るため、末端のウキを沈ませることを考えている。
とりあえず手元に残っていたシモリ玉2つを使ってガン玉を打ってみたものの、存外浮力が大きく、なかなか沈んでくれない。これだったら小スーパーボールの方がいいかもしれない。そしてガン玉をたくさん打つと、それだけ仕掛けも鈍くなる感じもする。
シモリ玉か流線シモリを3つ使い、ガン玉を打ってハリス側の小玉が常に沈んだ状態を作り、道糸側のシモリをフリーにして食い上げ以外のアタリを取る、というのが理想形と思っているが、ちょっとやってみないとわからない。
視認性と沈みやすさのバランスを取る必要があるし、仕掛け自体の感度が下がるようなら、シモリ玉は2つのままで糸を変えるなり竿を変えるなりする方が、総合的に見て良くなる可能性もある。
・竿
横風が強いときは文句なしに長竿。操作性と感度が下がっても、糸がたるむよりはいい。横風が強いと短竿では中間距離まで飛ばすのが精一杯。その意味でも条件が揃わないと短竿の出番はなさそうである。一方で、釣っていていちばん快適でかつ釣れたときに楽しいのは短竿。合わせも効くしやりとりも小気味いい。なんというか、釣趣がある。
シーバスロッドは長さは十分だが重すぎる感じで、エギングロッドでもできないことはないが合わせが間に合わない。アタリウキがまだ決まりきっていないことと、ラインのコントロールが十分にできていないことを差し引いても、たぶん竿にもう少し張りのようなものが要る。
ルナキアは長さと適合ウェイト的にはOKだが、掛けていくには粘ってくれすぎ、パワーも余っている印象。
細くて長くて華奢でしなやかな棒のような竿。パッと見た感じ長尺のアジングロッドが適しているように思えるが、持ってないんだよな。