鳥の探偵

 スリーパー、ではなくて。先日、ふと思いたってホールドを買ってみた、という話。

 

 5個で5,000円程度で、高いとみるか安いとみるか微妙だが、トレーニングウォールをつくるとしたらどのくらいのホールドが要るのだろう。100個くらいだろうか。あとはビスが30もあればとりあえず成立しそうな気はする。

 

 そうすると10万円とすこしくらいか。いったん建てればすくなくとも1年は遊べそうだ。すると年間10万で、アレ、ひょっとしてジムに通うより安い・・・? まさか。

 

 壁建ての費用と場所、モチベーション、そしてつくる時間もネックだろう。壁を建てるひまがあったら登りなさいと、そんな話のようである。板ではなく岩を登ろう、なんて。

 

 しかし買ってみて思ったのだけれど、実際にホールドをまぶして課題を作っていくのは、控えめにいっておもしろそうである。わずか10個のホールドを買っただけで浮かれているのだから世話はない。どこにつけるか、どんな課題ができるか、ホールドを撫でつつ思い巡らしている。

 

 もうそれだけでたのしいのだから、それはそれでいいのだろう。たぶん。