ローハイド

 米を3杯食べているのに妙に痩せていく。いつの間にか62㎏台に到達していた。ジムに行かないので、背中の大きな筋肉がつかないせいかと思われる。

 持久的な自重トレと、たまの瞬発系トレーニングで、身体を作ればよかったのか。これまで前者を殆ど全く無視してきたから、体重が減らなかったのかもしれない。

 もっとも、いちばんの要因が酒を飲んでいないことなのは明白である。酒を飲まないと肴がないし、〆の炭水化物という考え自体がなくなるから、痩せて当然といえば当然である。

 

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 先端には今日も釣り師が見える。今日は午後の下げ潮から開始。ボトムを確認しつつ、イカタコを狙おうという魂胆である。

 

 結果、開始10分で後ろの木に引っかけて竿を折ってしまった。その少し前にタコとおぼしき重さが乗ったのだが、これも途中でふっと抜けてしまった。ボロのタコエギを使っていたせいかもしれない。

 とかくいろいろなことを一度で済ませようとすると本当にロクなことがない。糸は高切れするわルアーは失くすわで、こんな調子では節約など夢のまた夢である。

 

 

 ・・・さておき備忘録。当該ポイントはほぼ砂地と判明。沖からところどころ起伏はあるものの、明確なカケアガリはなさそう。小さな岩礁がたまに配されているが、岸まで転々と続く格好になっているので、結局はいま釣っているポイントでよさそうである。

 また、大潮干潮時なら、半島の根元まで歩いて行けることもわかった。ど干潮以外だと途中に難所がある。試しにトラバースしようとしたら、案の定ホールドが吹っ飛んだ。危ねえ。

 

 隣の半島に比べると水質がそこまで良くないので、釣っていて気分は上がらないものの、割と先端から遠いところまでイカはいる。根元にいくにつれてゴロタになっていくので、タコポイントしても有望かもしれない。

 

 なお、本日結果的にはじめてズル引きでイカを釣ることができた。折れた竿ではロクにシャクれないので、浅瀬を引いていたら、追ってきて岸際でエギを抱いたのである。

 

 ・・・しかしこれ、シャクリよりだいぶ難しくないか。根掛かりを避けつつ底付近をゆっくりトレースする、というのがまず相当大変だし、アタリと根掛かりの区別もつけづらいし、したがって合わせも難しいように思う。不用意に底に置いておくとすぐに引っかかってしまうし。

 

 何せ竿がなくなったので、ヒラメ調査はひとまず延期。計画倒れとはこのことか。参るねえ。