針魚7

 ところで血液からヘモグロビンを取ったのが母乳なのだそうだ。なるほど血ィ飲んでんだ。そりゃ栄養満点だわな。

 

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 さておき、サヨリ話の続き。

 

 ロッドについては、足場が高く、風があるので、竿先を下げて水面につけられる程度の長さがあってほしい。すなわち理想は10フィート以上。しかしながら磯竿は重そうだし、10フィート越えとなるとシーバスかショアジギング用になって完全にオーバーパワー。

 

 シマノから3本継ぎのヒラメロッドが出ているので、自転車釣行の携行性を考えるとこれだろうか。値段を考慮しなければ、10フィート台のエギングロッドというのもいいかもしれない。いずれにしても、硬すぎてバラしやすくなると思われる。

 

 以前は長尺のアジングロッドがいいのではと思っていたが、現状、掛けより呑ませの方に傾いているので、メバル竿が最適かもしれない。というか、いま使っているルナキアがメバル竿なので、自然とその竿に合った釣り方になってきている面もある。

 

 調べたところ、天龍とオフトというメーカーが10ft超の竿を出していたようだが、いずれも廃盤になっている。中古で探すしかないか。

 

 リールに関しては、サヨリが掛かった後でこちらに走ってくるので、糸のテンションを抜けにくくする意味で、ハイギアが向いていると思う。飛距離の点でもスプール径が大きい方がいいし、手返しも速くなるはず。

 

 重さとの兼ね合いから、番手は2500番くらいだろうか。手元にハイギアが3000番しかないので、自分はそれでやっているが、問題は感じていない。結局、竿が長くなるから、リールだけ軽くするわけにもいかなそうなんだよな。

 思い切って1000番などにすれば、タックルが軽くなって感度が上がって、アタリが取れたりするのか、どうか。しかし今のところ他の釣りに使えないからなあ。むーん。

 

 

 ハリは断然小バリ推奨。3.5号のハリス0.6でもけっこう弾かれる。3号の0.5というのが今の道具立てだといちばんやりやすい。製品で言うとがまかつの「極サヨリ」。小さすぎるとサシエとのバランスが取れなくなるが、袖針の2号ハリス0.4も悪くない。

 

 キャスト回数が多くなるので、サシエにはある程度の硬さが必要となる。不凍加工されたものは便利だが、何度も使うと柔らかくなりすぎてしまう。水に浸かった日には完全にアウトである。

 

 一度に使う分だけを小さいタッパに入れる、状態の良くないものと出したてのサシエを混ぜないようにする、活性が高くなればサシエの状態は影響しなくなるので、そうなったら古いサシエから使う、このくらいだろうか。サシエ一尾あたり数円とはいえ、無駄にはしたくない。

 

 さっき冷凍庫を整理していたら、買い置きしていたサシエのパックの表面に氷の膜が張っていた。ひょっとしたら家庭用の冷凍庫では温度が高すぎて、それで柔らかくなってしまっているのかもしれない。これまた要継続確認。