いつもの岩場にクラック課題とおぼしき3級があって、時々手を入れてみるが全然効かない。下地が平らでないせいか、登られている形跡もない。
観音でもなんでも登ればいいような気もするが、課題名が「登龍門」だし、これはジャミングで登りたいな。
どうにかならんかと思っていたら『ピート・ウィタカーのクラック・クライミング』が県立図書館にあったので借りてきて読んでいる。『マトリックス』じゃあるまいし、読んでできれば世話はないのだけど、面白いのでチマチマ眺めている。
これは、2週間で返して終わり、というよりは、書棚に入れて必要なときに取り出すか、取り出さなくても手元に置いておきたい類の本であるな、そう思って本屋さんに出かけたら、なぜか店頭にない。「本なら何でもそろう」宮脇書店にも置いていない。
さてはクライミングジムにしかないパターンか。このご時世、もう2年以上ジムに行っていないし、いまさら行くのもちょっとシンドイ。
とはいえ王子が岳も決定版らしきトポが出ているようだし、どこか物販のありそうなジムに、平日カードを切って足を運んだ方がいいのかもしれない。この手の書籍あるあるは「初版が売れたらあとは在庫なし」だからなあ。
需要がニッチすぎると発行部数の見込みがつけづらく、いきおい控えめになるというパターンなのか知らないが、たまには本を買ってもいいだろう。
雨か雪が降ったら買いに行こう。