今朝ものそのそ屋島に出かけたら、昨年同様、チヌ釣りとおぼしき方々が陣取っていた。朝5時半に出たくらいでは遅すぎるようだ。それにしても、日の出るのが早くなったものである。
2時間ほどこねくり回したが、フグが1尾泳いでいるのを目撃したにとどまった。こんなもん釣れんやろ、そう思って帰ろうとした矢先にチヌ釣り師のおじいさんがチヌを釣り上げた。腕の差は歴然としている。
さて、例のなんちゃってフリーリグであるが、たしかに少しは飛んだし、根掛かりもしなかったものの、オモリとルアーはくっついてしまっている印象。着水後の最初のフォールはひょっとしたらうまく時間差で落ちてくれているかもしれないが、どうも中通しオモリがフックのアイに引っ掛かって、ワームとくっついてしまっている感じがする。これでは重ジグヘッドだな。結び目保護も兼ねてビーズを通してみるか。また、遠くだとリフトしているつもりでズル引きになっているような気配もある。これではフリーフォールにならんよな。
近くで動かして様子を見ると、オモリをバンプさせたとき、先糸も引っ張られて、ルアーも急降下している。放っておいても自然にルアーがフォールしてほしいから、今度は億劫がらずにスイベルを使ってキャロっぽくしてみようか。先糸の長さやオモリの形状で、飛距離や沈下速度はけっこう変わってきそうである。
そうなってくると何が問題かって仕掛けを組むのがしんどくなってくる。やり方を単純にしようとして別の面倒を背負い込んでいるという、よくあるパターンですね。
とはいえ、まあ、仕方がないか。どこかを単純にしようとしたら、それはその分を別のところで補うしかなくなるか。ペーペーが手間と時間を差し出さなかったら、それはやはりどうしようもない。
ちなみにエギも放ってみたものの、飛距離がぜんぜん足りなかったのであえなくボツ。こちらは投げ方から工夫するしかなさそう。転戦して蛸を探ったところ今度は根掛かりにやられてルアーがボツ。
道遠し。参るねえ。