食べんといかん

 チキンナンバン。すっかり釣り日誌になってしまった。タイトルも変えなくちゃだな。

 

 今回はアオリイカについて。

 

 タコと同様、一年で生涯を終える南方系の生きもので、水温が14℃を下回ると活動できないとされる。

 

 春に藻場で産卵し、秋頃に活発に食餌して大きくなり、冬場は深場に落ちる。したがって主な釣期は春と秋であるといわれるが、地方によって具体的な時期はけっこうずれてくる。

 

 この半年、やたらめったら竿を振ってみてわかったのは時期と時間と場所の重要さで、時期は釣期を外すとそもそも対象が岸辺にいないことがあるし、時間についてはたいていの魚は夜行性だから夜釣りが有利で、つづいて朝か夕方の光量が変化するタイミング(まずめ)となるが、自分としては陽の当たる時間に海辺であそびたい。したがって必然的に朝まずめから昼ということになる。

 

 場所に関しては、ターゲットの生態を調べ、釣り場に向かい、適切なポイントを開拓していくしかない。現場主義に達することが釣果への唯一の道である点は、岩登りと何ら変わりがないようである。