One-arm (2)

 ロックする動きについては、だいたい90°の状態をロックオフなりハーフロックと呼んでいる気がする。フランスではこの手の動きはブロ(bloc)というようです。要は「固め」ですかね。

 

 筋肉の力発揮には角度依存性があるから、フルロックと、ロックオフ、135°と分けて修業するのが良い、という話だったはずだ。『フリークライミング』のトレーニング欄に書かれていた記憶がある。フレンチーズはまさにそれですね。タイプライターはどうだろう。私は苦手なのでうまくできないが、どちらかというとハーフロックからフルロックまでの範囲に効くようにも見える。反対の手は何なら横方向にプッシュする動きになっているようにも見える。このあたり得意な人に聞いてみたいところ。というか「タイプライター」が正式な種目名なのかどうかもさだかではない。

 

 あとは、かわった懸垂種目だと『Gimme Kraft!』にタオル懸垂というのがでていて「こんなもん楽勝だろ」と思ったらできなくて唖然とした記憶もあるな。何に効くかは不明だが。

 

 とにかく、固める動きはどうにも苦手である。一時期に固めを練習して肘の内側に違和感がでたせいかもしれない。そういえばさいきんはでないなあ。

 こういう「かつては鬼門だった動きがいつのまにかそうでもなくなっている」現象も、謎といえば謎である。以上、連絡おわり。