半夏生

 夏至から11日目の7月2日ころ。むかしは農家の田植えのおわるころにあたり、地方によっていろいろの風習や物忌みがまもられたという(歳時記)。さぬきではタコが店頭に出回ります。

 

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 8月にはいってようやく今期初のゲルゲハントにいってきた。妻子がこども広場であそんでいるあいだにコッソリでかけたのである。

 

krokovski1868.hatenadiary.com

 

 結果はかろうじてタコラスを一杯。期待していた渚のポイントは、高水温でちぎれた海藻があつまって釣りにならず。波止はローカルにせっせと抜かれているだろうから、おもっていたよりむずかしい。結局、秋タコのほうが世話がないというところに落着いてしまいそうである。

 

 ラインシステムについて、リーダーにナイロンはつかわないことにした。伸びるので根掛かりしたときに回収しづらくなるし、アタリの判別もぼやける。すくなくとも投げて巻いてくる釣りには向かないのではないかとおもう。

 

 そもそも、リーダーをあまり太くしても、いいことはそんなになさそうな感触である。8号くらいまで太くなると、根掛かったときにひっぱって切ろうとしてもかなりむつかしい。もろもろバランスを考慮すると、最大でも6号でいいのではないかとおもう。

 

 ベイトリールはたしかに優秀だが、トラブルフリーなスピニングですむなら、やはりそちらに軍配があがる。ローギアであれば手返しはわるくなるので、よけいにそうなる。

 

 ただし、ちゃんとキャスティング用のベイトをつかえば、そちらのほうが釣りはたのしいかもわからない。投げて、糸を操って、巻くという動作が、より直接的かつ感覚的にできるのは、ベイトのほうだからである。

 

 波止で落としこんで釣るときは、投げる必要がなく、パワーを生かせるので、ベイトは合理的といえるが、浜から投げて巻いてくる釣りには、パワーと手返しのわるさがセットになっているので、バックラッシュ等のトラブルの可能性をかんがえると、メリットはあまりない気がする。いまはPE3号の30lbフロロでやっているが、直結もためして、そのあとはPE2号のリーダー6号にするつもりでいる。そのころにはもうすこしベイトリールもあつかえるようになっているだろう。

 

 結論、一周まわってメインはスピニングの1.5号ー6号にしたいとおもっている。去年は5号でパワー不足を感じているのだが、現状、4号しか手もとにないので、それでもういっかいだけためして、その結果とベイトリールの具合しだいでまたかんがえよう。ベイトで2号6号の組み合わせもありな気がしている。

 

 なんせ芸事は毎日、というわけでもないだろうが、やはり定期的に釣り場にでて竿を振らないと、スキルはさがるし勘もにぶるしで、いいことは何もない。同様に、クライミングも、シーズンがおわったら完全オフにするのではなく、ときどき登ったほうがいいというのは、ここ3年の経験から明らかになっている。その点ジムは便利だが、財布がかるいのでいまは採用できない。

 

 つまるところ、さきだつものがないのでもろもろ比較検討は不可。山については、クライミングをしようとおもわないで、サイクリングとハイキングの混合とかんがえればいいかもわからない。秋になったら子を背負って3人でピクニックにいこう。

 

 以上、連絡おわり。