駆虎貪狼の計

 先日、阿久悠の『作詞入門』という本を図書館で借りてきて読んでいたら、作詞の練習として「映画の主題歌、ご当地ソング、CMソングを勝手に作る」というのが載っていた。面白そうだったのでメモ。

 

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 近所の波止で会ったショアラバ師によると、12~4月に一帯の波止でヒラメが釣れるらしい。昼間の潮止まりだろうが釣れるらしい。いれば掛かるらしい。昨シーズン80枚ほど釣ったそうだ。

 波止の敷石の際にはタコがいるが、9月になると落ち着いてしまうとのこと。産卵のためではないかと言っていた。釣るときは根掛かり対策のために捨て糸にオモリをつける。テクトロがオススメとの由。

 

 同じ波止の別のベテラン釣り師曰く「この時期ここでカワハギは10や20は十分釣れる」のだそうだ。潮が動いている方がいいのだとか。下げ潮の方がいいのかも。要継続確認。

 

 また別の釣り師曰く、波止内側の敷石のカケアガリイカがつくらしい。近所で5杯、8杯釣ったとのこと。「階段の所でよう釣れる」との弁。

 どうやら上手にとっては釣果など何ほどのものでもないらしい。

 

 「熱しやすく、濁りもするが、他人の善言を容れる性質を持っている」というのは吉川英治版『三国志』における曹操の描写であるが、極小市民はなかなかそんな風にいかない。

 ただただ道遠し。