Tall Tale

 禁酒するのはすこぶる簡単だ。私はこれまでに何度も禁酒している。

 

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 今日は2尾1バラシ1ハリス切れ。ジャンボサヨリに0.5号は厳しいのか。

 

 ひとまず0.2号PEでも問題なく釣りはできた。しかしながら、これだけ細くしても、4gスーパーボールでは飛距離が足りない。結局、7gスーパーボールを軸に組み立てる格好になっている。

 

 現状、道糸0.2号のリーダー0.8号から仕掛け糸を0.8号というセッティングにしている。本来なら仕掛け糸を0.6、ハリスを0.5か0.4としたいところだが、ジャンボサヨリが相手ではそうもいかなんだ。秋サヨリならこれでよさそうである。

 

 PEラインは高くて勿体ないのでそう簡単に巻き替えできないが、春サヨリに対しては、0.25-1号で組んで、0.8の仕掛け糸、そこから0.6以下のハリスというのが、穏当なような気もしている。

 

 調べていくと、PEラインはどうも0.06号まであるらしい。ちなみにワカサギ用だそうである。少なくとも春サヨリ向きではなさそうだ。

 

 極端な話、ものすごく繊細にセッティングを出せば、0.1号はあり得るかもしれないが、どうだろう。ハリスから逆算すると、かなりシビアになりそうである。

 

 

 なお、件の0.5号のハリスは自動ハリス止めのところから切れていたので、ひょっとしたら労をいとわずサルカンに結べば、また違うのかもしれない。自動ハリス止めの場合、取りつけの際にアッサリ切れることがあるが、結ぶのとどっちが強度的に有利なのか、理屈はよくわかっていない。

 

 サンラインの『釣り糸の結び方ハンドブック』を眺めてみても、フロロカーボンの場合、ノットを上手に結んでもせいぜい70%弱の強度しか出せないようである。これは熱収縮のせいで強度が落ちるのか、理屈はこれまたよくわからない。

 

 自動ハリス止めは、結び目がないから、かえってよくなったりするのか、どうか。直感的に違うと感じるが、それを検証するために仕掛けをいじるのが面倒なんだよな。手間を避けようと自動ハリス止めにしているのに、これでは本末転倒である。

 

 しかしまあ、自動ハリス止めもいくつか製品があることだし、ハリスの太さに対する相性など、違いがあるものかどうか、せめてそのくらいは検証してみるか。