テレビといえば、実はブラウン管の方が自然な色が出るという。実はといえば、黒を出すのが実はいちばん難しいという。何せ光を当てるから。ホンマかいな。
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さて、リールの巻きが重くなっていた件である。このご時世、釣具店にも行きづらいし、そもそもペーペーのくせに一丁前に店にメンテナンスを頼むのも気が引ける、ということで、ええいと直接サポートサービスへ送っていたのが、つい先ほど戻ってきた。
結論から言うと、内部に水が入って、ベアリングが回転不良を起こしていたとのこと。交換されたベアリングを見ると、たしかに少し変色している。
いつも釣行後は真水をかけるように気をつけていたのだが、水圧が強すぎたか、横から水が入ってしまったのかもしれん。そういえば磯で一度落としたような気もする。アカンやつや。
早速箱から取り出して巻いてみたら非常に快適になっている。巻きがメチャ軽になっている。何なら買った時よりいい気がする。たんなる気のせいかもしれないが、とにかく大満足である。
他愛ないと言われればそれまでだけれど、今も部屋でリールを回して悦に入っている始末。今すぐ何か釣れそうな気さえしてくる。リールをメンテナンスしてもらうだけでこれだけ気分が良くなるのだから、まあ根が単純なんだろう、きっと。
この線上で自転車もメンテナンスしてもらったら、きっと素晴らしく幸福な気分になることだろう。問題は、修理中の移動手段がなくなるのと、中讃地域にSCOTTのパーツの取り扱いがないらしいのと、買った店と関係のないところでメンテナンスできるものなのかわからんのと、一見でメンテナンスを依頼するのが億劫なのと、このくらいか。割と問題だらけだな。
・・・新車買うか、なんて。